Excelが開かない20211025

２０２１年１０月２５日

1.説明

時々開き編集していたExcelファイルが、今回初めて突然開かない…現象が起こりました。

正確には誰か「自分？」がこのファイルを編集中の為「開けない」、開くなら「読み取り専用」で開きなさいのメッセージがあり、開いて編集しました。

しかし、最後に「上書き保存」しようとしたら「コピーを」を作成しなさいのメッセージでコピーを行い、2つのファイルの「正」の方を削除し、複製したファイルからコピーの文字を削除し、「元のファイル名」に変更して「上書保存」と同じことを行うと言う、とんでもない作業を強いられてしまいました。

原因はWebでも簡単に見つかりません、中にはプレビューが邪魔しているような記事が目に付き、これをヒントに「プレビュー」について調べてみました。

この後、これで解決できたのかは、再現しないため全く分かりませんので、今後しばらく様子を見たいと思います。

■【1-1.詳細説明】

今回の「ファイルを編集→上書保存」作業は無事解消しましたが、この間のExcelからのメッセージ3枚をキャプチャーしましたのでこれを使います。

Excelファイル（.xlsx）を編集するために、過去に作成したファイルを開こうとしました。

いつも最初開かれる時はセキュリティーの識別等で、やや時間が掛かることから少し待ちました。
　そのうちに開きかけていた画面上に「メッセージ」が出ていました。図T01参照。

結局、最終的には編集済みのコピーファイルができました。従来のファイルを削除し、コピーファイルの名称から「コピー部分」を削除して。更にこのファイルが更新されているか確認までして、やっと「仕事」が終わりました。

普段よりより、多くのロス時間が出てしまいました。原因はともかく下記の簡単なことで、対策できた様な気がしますが、
この後1週間以上経ちましたが、「再現」しません？から対策は分かりません。

原因は不明ですが対策は、『ファイルが開かれる寸前に、既にファイルが開かれていた（例えばプレビュー）ため』であると推測をしています。

初めて遭遇した方に少しでもお役に立てばと思います。

2.使用環境

◆PC

• 富士通製ノートPC：詳細　system（ワーク用PC）記載のPC②（ノート） 今回はFMVA77YRを使用。
• Win10： ・バージョン20H2　・OSビルド19042.1288
• ブラウザー：Google Chrome Ver 92.0.4515.107（Official Build）（64 ビット）
• ノートPC用セキュリティ：McAfeeリブセーフ Ver 16 リリース名 16.0.R34
• Excelは「Office Home and Business Premium」の、サブスクリプションで最新版。2016.06.25からノートPC用に契約、毎年更新中のものを使用。

3.ファイルとプレビュー機能の関係調査

◆サムネール図が複数使用されていますから、図のクリックで拡大(Lightbox)したり、手動（ や のクリック）による連続表示も可能です。

【3-1.新規フォルダー作成】

Google検索中に、原因は不明ですが「プレビュー機能」と関係しているんではないかと言う疑問から思いたち、以下の様に確認検討をしてみました。

図1. デスクトップ等へ「新規フォルダー」を作ります（仮に名称は[TEST] としました）。

■【3-2.中にExcelファイルを作る】

単に「Excelファイル」と呼びますが、実際は識別上[Test用 Microsoft Excel ワークシート.xlsx]名で作成しています。

図2. 中にexcelファイルを作ります（名称は仮に[Test用 Microsoft Excel ワークシート.xlsx]としました）。

■【3-3.Excelファイルを編集する】

図3. [Test用 Microsoft Excel ワークシート.xlsx]ファイルを作成・保存→閉じます。（シジミチョウの写真を張り付けただけのファイルです）。

■【3-4.Excelファイルを閉じた後プレビューの確認】

図4ファイルを閉じた状態では、右ペインの欄にメッセージ「プレビューを表示するファイルを選択します」の表示がでます。

この時の画面で、・名前・日時 更に右境界に「縦線」が出て、右ペイン中央部に「プレビューを表示するファイルを選択する」と表示が出ています。

このWebページでは縮小した図を使用しているため、非情に分かり難くて済みませんですが、通常のPC幅一杯で見るとかなり離れています。

この右ペインを気にして作業しいる（習慣）の方なら、直ぐ気づくかもしれませんが、私はここを気にせず（気が付かず？）作業していました。
　ノートでは2画面等表示させた作業が多く、通常この右ペインは縮めて使う習慣があり、この領域は使っていなかった事情もあります。

■【3-5.Excelファイルを選択状態にする】

図5. 「Test用 Microsoft Excel ワークシート.xlsx」を、クリックしチェックを入れて選択状態にします。直ぐ右ペインにファイルがプレビューされます。

■【3-6.プレビュー設定場所の確認】

図6. 状態確認のため、「表示タブ」を選択します。すると「プレビューウインド」がONになっていました。

プレビューウインドウのSWがONの時、薄青色の背景色が付きます。

■【3-7.「プレビューウインドウ」の機能確認】

図7. 「ファイルの選択状態解除で、プレビューが無くなった。

■【3-8.ファイルの選択でプレビューを確認】

図8. 「プレビューウインドウ」を再クリックする（背景が消える）と、右ペインのプレビューも消えます（トグルSWになっています）。

「プレビューウインドウ」が再クリックされて「OFF」になると、Excelファイルが選択状態であっても、【プレビュー機能は無くなり】ました。

右ペインの縦の枠線も表示されていません。右ペインそのもの（エリア）がありません。

これで、プレビューさせる設定場所が特定できました。作業内容でプレビュウがあった方がいい場合と、領域を一杯使いたい等ありますから使い分けした方が良い場合もありますが、PCが先に開いたと誤判断する材料にもなり得ることも考えられます。

この「プレビュー」機能の利用は、設定したフォルダ内の全ての.xlsx .docx .txt .png .html .pdf等のファイルに適用(確認済み)されます。

「プレビューウインドウ」を知らなかった、過去に作成したフォルダー調べたら、デフォルトでプレビュー表示になっていました（どうも無意識に使用していた様です？）。

これらの機能は、今回のExcelファイルが開けななかった問題とは関係ないかもしれませんが、その後1W以上経ちましたが全然再現しないため、これ以上深入りはしませんが、プレビュー機能は他の類似ファイルが沢山ある状態等では、あった方が良かろうと思われる時もあるため、これからはこのSWで使い分けた方が良いと思います。

4.最新の自作ページの紹介

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