ムクドリの糞害対策20180817

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いつもの秋季~冬季でなく、夏の今、気候異変等の影響か?「ムクドリの糞害」を受けてしまい、非常に不衛生であるため市役所へ相談し、最終的には東電の関係会社から対策して貰える事になった。

昨日 高所特殊作業車が来て約3時間で対策工事をして頂いた。非常にシンプルな形状の部品を取り付けたものであり、効果に期待出来そうでしばらく様子を見ることになった。

対策後のモデル図。非常にシンプルであり効果が期待できそうです。

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1:詳細説明

最近我が家の玄関先・門扉・市(公)道にかけて「野鳥の糞害」が目立つようになりました。従来は、秋季から冬季にかけては毎年必ず糞害がありましたが、成すすべもなく半ば諦めていました。

道路の黒いアスファルトが家の前の電柱を中心に白い糞で、花弁が散ったかのような状態になっています。又、黒い門扉から玄関先まで白い塊が沢山落ちていることもあります。

今年は異常気候の影響もあり野鳥の習性等が変わり、初めて夏からこのように不衛生状態になり、秋から冬にかけてのシーズン中の糞害が思いやられます。

そこで市役所へ相談したら、東京電力へ連絡する様アドバイスされた。

東京電力へ電話すると「野鳥対策HP」を紹介されそこから「東京電力パワーグリッド」→(関電工)→工事専門会社と連絡が取れ、設計担当者に現地を見て貰い、工事の打ち合わせをした。
その後、工事範囲等の設計書が郵送されてきて、今回工事が行われることになった。

高所特殊作業車が来て、2人が交通整理、1人がゴンドラでの高所作業を専門に行い、約3時間で予定通りの対策作業が終了した。

今後は、工事の効果が出たかどうかしばらく様子を見ようということになった。
(気になった工事費用は全て無料でした)。

(注):

  1. 工事範囲は東京電力が使用している、電柱の一番高い所にある高電圧電線(太いケーブル)中心に家までの引き込み線等に対して行われた。
  2. 電柱中央部よりやや上にあるトランスから、下にある各電話会社等の通信ケーブルの塊にはムクドリが止まり難く対象外だった。
  3. 工事はムクドリに一番効果のある「止まらせない方法」を採用し、太い電線上に更に細い線を取り付けたシンプルな構造のもの。
  4. 近所では「トゲトゲのプラスチック部品」を、電線へ巻き付けたものも多くみられるが、ムクドリにはあまり効果がないらしく、専門家に一任していたら、実績のある上記方式のもので行われた。
  5. 電柱近くの電線に沢山の野鳥(ムクドリ等)が止まっている姿は、見かけたことが無かったが、
     工事業者は、この電柱がムクドリの「住み家」~「えさ場迄」の中継点になっていて、夕方~夜明けの早朝には沢山群がって来ている為だと言っていた。
  6. しかし、この様な対策をすると、このルートを諦めてしまうため効果が出るはずであるが、今度はそっちの方が糞害を被ることになり、「イタチごっこ」であるとも言っていた。

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過去のものです。

3:画像による説明

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図1 高所特殊作業車の到着・作業開始。
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図2 高所特殊作業車・後方。
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図3 従来の対策前の電線。
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図4 糞害対策後の電線。
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図5 糞害対策後の電線。
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図6 糞害対策後の電線。
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図7 (参考)糞害対策後の電線がムクドリの遊び場?になってる例。

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