沖縄生活総括編20170620

2017年6月20日

このページの内容

妻と4月27日~5月31日まで、次男が単身で暮らす「沖縄県」で生活してきた。
その間単なる「ツアー旅行」のみでは、到底味わえない様な事を体験できた。
また、このページには過去の断片的記事も集合し、「雑記帳の記録」として残すことにしました。

【目 次】

1:沖縄生活の記録

沖縄で暮らす次男が名護市で「足首を捻挫・骨折」し、救急搬送され手術(2枚の金属板を骨へネジで固定)した。「車社会を象徴する沖縄」では、車の運転が出来なくなると満足に移動来ず、通勤等生活上困難に陥る。

沖縄地図

そこで足代わりに「運転手役」を務めることになり、4月27日~5月31日迄、妻と共に沖縄(次男のマンション)で生活することになった。

全治3ヶ月の診断で約1週間入院したが、その後も時々通院が必要だった。
 那覇近郊の自宅から入院先の「名護市北部医師会病院」まで、一時外出~退院~通院等で、短期間の間に合計5往復(家から沖縄自動車道ー無料区間+有料区間片道¥980+国道58号ーを乗り継ぎ約1.5時間の行程)した。

退院後のリハビリは、近所の「南部徳洲会病院」へ転院させて頂いてから、車で10数分の場所に変わり、週に数回送迎することになった。
また、その合間には妻と近所のスーバー等で、日用雑貨品や食料品の買い出しをする日課が続いた。(ここでは車の無い生活は考えられない環境だった。)

次男の勤務先から、通院リハビリしながらの「在宅勤務(モデルケースになり)」が認められ、退院後まもなくスタートし継続している。

手術後の経過は順調であり、歩行には2本の松葉杖を必要としているものの、術後1ヶ月頃からはやっと自力で車の運転が出来る状態に回復した。

今後の通院リハビリ等は、完全に一人で出来る見通しがついた事から、帰京する判断をした。

2:沖縄関連の雑記

  1. 【場所】:那覇近郊は自動車道路網が整備・開発の途上にあり、新興住宅街が至る所で建設され活性化が著しい。公共の鉄道(ゆいレール)はまだ路線が少なく、また、路線バスが走る道路も限られているため、ここは完全に車社会であると言える。
     特に日中暑い事もあり郊外の街中では、不思議な位に歩行者や自転車を、(生活時間帯では)見かけなかった。
  2. 【道路事情】:新規に建設される一般道は片側2車線・分離帯・歩道付きが標準スタイルの様に思う。那覇近郊のため高速道路の無料区間(振興策?)が利用でき、途中から有料区間になるが名護市の「許田IC」までは料金¥980である。
  3. 【スピードオーバーに注意】:沖縄自動車道は最高時速80kmである。時速100kmに慣れた内地の利用者と思われる車が、スピード取り締まりでパトカーに何台も捕まっていた。レンタルカーは、「れ」「わ」ナンバーが使われていて自家用車とは区別できる。
  4. 「Y」ナンバー車は在沖縄米軍居住者用であるが、万一事故等を起こすと「言葉は通じない」・「保険に入っていない」・「処理担当者の来るのが遅い」等で、地元の人達はこの車に近寄らない様に敬遠している様だった。
  5. 【道路は滑り易い】:島内の道路は、アスファルト材料にサンゴを含んだ石灰岩を使用している為、車が走るほど磨かれ(古い道路ほど)ツルツルと滑り易い。特に雨の時や横断歩道の標識の上では、急ハンドル(Uターン時)は厳禁だよと聞いていた。
    ◆沖縄の道路がツルツルと滑りやすい理由
  6. 【生活ごみ事情】:那覇郊外では全くカラスを見かけない。自治体のごみ収集袋はどこも「透明な袋」だった。「燃やすゴミ」「燃やさないゴミ」と印刷してあるだけだった。しかし、野良猫が多く被害を良く目撃した。
シャワーチェアー
  1. 【退院後はシャワーチェアーの購入】:沖縄では気候風土から、殆ど風呂へ入る習慣が無く「シャワー生活」である。但し、次男のとこはたまたま浴槽もあったが、滞在中使用したのは初日の1日だけだった。2日からはシャワー生活に慣れてしまった。
     シャワーは毎日不可欠であり、先ず「介護用のシャワーチェアー」を探した。しかし、急だったため近くの「ニトリ」店だけでは見つからなかったが、インターネットで検索し、隣市の「メイクマン豊見城店」(ホームセンター)で購入できた。
    ◆メイクマン豊見城店
  2. 【かりゆし】:良く耳にする言葉であるが、初めは何なのか分からなかった。本来「めでたい」の意味がある。
    「かりゆしウエアー」は、TVで沖縄県知事が着ている、花模様に代表されるシャツ類を指す。関東より蒸し暑い沖縄独特の、涼しい民族衣装であり冠婚葬祭用礼服もあるある。内地では見つからないが沖縄のイオンやサンエー等大型スーパーでの「売場コーナー」では目につく。
  3. 【コンビニ】:コンビニ店が沢山目に付くが、ローソンとファミリーマートが道路を挟んであった(都内では採算上離れている)。セブンイレブンは目にしなかった。どの店も車が数十台止めれるパーキングがある。
  4. 【大型スーパー】:イオングループやサンエーグループの様な大型スーパーが幾つかあった。これらは駐車スペースが100数十台も止めれる広大な店(テナントが沢山入っている)だった。
    (例):
    ◆イオン南風原(はえばる)店。1,850台分。 ◆サンエーつかざんシティー店 650台分 Wikipediaより。
  5. 【マイバック制度】:大型店・中型店のスーパーマーケットは、マイバック持参者には、入金担当者とマイバックへ品物を入れる担当者がペアーになっている。都内ではこんなサービスは余り見かけないが、沖縄ではどの店でも当たり前の光景であり楽だった。一方、支払いは自動機で客が行う店も僅かに有った。
  6. 【住宅事情】:個人住宅や集合住宅等は全てが「鉄筋コンクリート製」である。居住用の木造住宅は殆ど見られない。
     そのため毎年沢山の台風が上陸して来るのに、住宅の被害が殆ど出ていない事からもうなずける。
     デザインやカラフルな塗装が個性的でもあり、建物や街並みが外国を思わせる様な景観になっている。
  7. 【航空運賃事情】:SKYMarkの場合。
    往路:搭乗2日前のインターネットでの購入で約¥16,000代だったが、
    復路:搭乗1週間前からの、インターネット予約(いま得)では約¥9,000代と安かった。
  8. 【リムジンバス】:羽田空港までは従来京王バスとリムジンバスがあり「調布駅」からだけだったが、現在は「稲城駅」からも出ていて、ルートは調布発便と異なる。どちらにするかは時間で選べば良い。共に高速道路の混み具合で時間が異なるため、余裕を持って選ぶ必要がある。(稲城→羽田空港間は¥1,440)(調布からでも料金は同じであるが別に電車賃はかかる)
  9. 【沖縄の地名等の読み方一例】:市町村名と店名の中では使い分けている時もあり、振り仮名と異なる時があり分かり難い。
    ・小禄駅:おろくえき
    ・南風原町:はえばるちょう
    ・津嘉山:つかざん
    ・豊見城市:とみぐすくし
    ・金武町:きんちょう
    ・金武湾:きんわん
    ・美ら海:ちゅらうみ
    ・本部町:もとぶちょう

    ◆沖縄県の難読地名一覧Wikipedia

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