PC画面を明るくする20170123

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Win7からWin10へグレードアップしたPCで、自動的に動作するはずの「輝度調整」が時々不調になり、部屋の明るさに対して一寸暗いかなと思われる現象が出ていた。

Webからの情報から色々と対処してみたが解決に至らなかっが、偶然に解決出来たため記事にした。

設定画面から、「明るさレベルの調整」でデフォルトのオンをオフにしたら、レベルが調整出来るようになり解決した。

画像はクリックするとLightboxで拡大表示します。

1:詳細説明

以前のOSからWin10へアップグレードしたPCは、ディスプレイの明るさがコントロールしにくい問題を抱えていた。

今回の問題が出ているPCは、昨年Win7からWin10へアップグレードしたものです。
メーカーの富士通は、この機種(FMVF550BND 2010年冬モデル 20型デスクトップ)については、アップグレードを「非推奨」に指定していた。

このPCはグレードアップ以降「輝度」のトラブル(真っ暗な画面問題)があった以外は、大きな問題(友人等から耳にしたTVやWi-Fi等重要機能が無くなる)も無く、大画面で使い易いことから未だにHP作成等の作業用中心のPCと位置付けている。

しかし、「ディスプレイの輝度」問題については未だに後を引いている(Win7では一度も無かった)のか、部屋の明るさに応じ自動的に明るくならず、部屋の明るさが変わってもやや暗い状態になることが時々あった。

またPC本体での輝度調整(画面下のタッチパネルボタン)や、ワイヤレス・キーボード上のF6,F7キーにある輝度調整ボタン(キー)と2系統の調整機能が全く反応していなかった。表示のインジケーターは4/12より大きく出来ず、やむを得ず応急的には再起動でしのいでいた。

Win10製品版ノートPC(FMVA77YR)ではこのような問題は全く無く、前記の機種やアップグレードした機種だけの固有の問題であるような気がしていた。
いよいよ輝度センサー等デバイス(部品)が、継時劣化でもして壊れてしまったのかと思っていた。

PCをいじっているうちに、偶然PCの設定で輝度のスライダーが動く事が分かり、安定的に明るい状態へ戻すことが出来たため記事にした。

2:やったこと

方法は一つであるが、入り口が「設定」と「コントロールパネル」からの二つがありました。

■A.「設定」からの方法

  1. Win10スタート画面から
  2. 設定を選択。
  3. システムを選択。
  4. ディスプレイを選択。
  5. ディスプレイのカスタム画面から、明るさを自動調整の「オン」を「オフ」にする。
  6. 明るさレベルが100まで可変できる様になる。今まで49だったため暗かった。
  7. 現在レベル80で使用。


■B.「コントロールパネル」からの方法

  1. キーボードから、「Win旗マーク」+「Xキー」をクリック。
  2. コントロールパネルを選択。
  3. すべてのコントロールパネル項目画面が開く。
  4. ディスプレイを選択。
  5. ディスプレイのカスタマイズ画面を開く。

以降はA法5番と同じ。

3:関連画像

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図1 従来は4/12以上明るく出来なかった。
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図2 Win10スタート画面で設定ボタンを選択。
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図3 Windowsの設定画面でシステムを選択。
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図4 ディスプレイ→明るさレベルの調整→オンをクリックしてオンにする。
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図5 ①オフにする。②スライダーを右へ移動(数値で管理)出来るようになる。
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図6 従来はレベル49で自動調整はオンだったため、暗い画面の時があった。
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図7 最終的に自動調整オフ、明るさのレベル80で使用。
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図8 PC本体とキーボードの2系統の調整も12/12まで可能になっていた。
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図9 別法B:Win旗マーク+Ⅹキーからコントロールパネルを選択する。
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図10 ディスプレイを選択する。
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図11 開いたディスプレイ画面から「ディスプレイの設定の変更」を選択する。
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図12 上記方法Aの5番のディスプレイのカスタム画面になる。

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