PSA値の推移 20150303

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「自分自身」に起こった体験:前立腺がん→全摘出手術→再発→放射線治療/この間のPSA値の推移をまとめてみた。
同じ病状でお悩みの方の参考になればと思います。

2015年03月03日

PSA値の推移

PSA

◆前立腺摘出手術後の再発→放射線照射後のPSA値

番号:以下の項目番号と図内の番号は同じ年月日です。Data:生の【PSA】値 単位はng/ml。
病院では対数目盛で拡大表示したもので説明された。

  1. 1.【 6.8】 初めての検査値。基準値4.0を超えた異常値。この日以降は年数回の検査(血液)を実施する事になった。
  2. 2.【14.600】4年間後に急激な上昇があった。同時に行った生検でガン細胞が見つかり、前立腺ガンだと診断され摘出手術する。図がピーク時。
    判断時沢山あった検査の記載はここでは省略。
  3. 3.【 0.780】手術後間もない検査値。その後数値は一時限りなく0近くまで下がった。
  4. 4.【 0.116】術後1年経過。年数回の検査で徐々に上昇。
  5. 5.【 0.241】術後2年経過。年数回の検査で徐々に上昇。
  6. 6.【 0.470】術後3年経過。年数回の検査で徐々に上昇。
  7. 7.【 0.830】術後4年経過。年数回の検査で徐々に上昇。
  8. 8.【 1.110】術後5年目。短期間の間に数値が顕著に異常上昇した。ガンが再発したとの診断。医師と相談し放射線照射治療を選択・実施。図のピーク。
  9. 9.【 0.530】33回計66Gy(グレイ)の放射線照射治療後の数値。
  10. 10. 【 0.090】照射1年経過。年6回位の検査ごとに数値は小さくなっていた。
  11. 11. 【 0.010】照射2年経過。数値が安定してきたとの判断で、検査頻度を年4回に減らして様子を見ることに変わった。

ガンは早期発見と治療が必要であり、一貫して稲城市立病院の「松崎医師(副院長兼泌尿器科部長)」を訪ねての、検査通院をしてお世話になっています。
(放射線治療は放射線科の専門医師が担当し終了)

前立腺がんは放置していて、手遅れで死亡した例を良く耳にします。治療方法は個人の病状等により違いますが、今のところ放射線治療でガン細胞はなりを潜めているようです。しかし、この治療方法の代償として、腸に関係する病状が後遺症として現われ始め日常生活が制約され、治療薬を毎月近所のクリニック→薬局で購入、好きだったアルコールは絶ち、毎食後に服用する生活が余儀なくされています。

 ■■■前立腺がんとは決別できるか(経過の詳細ページへ)。

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