賽の神20150112

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伝統行事になっている「賽の神」を見物しました。

【賽の神】

賽の神

27年度 賽の神。

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2015年1月12日

成人式の本日は子供が主役になる、伝統の年中行事である「賽の神」が、市立第7小学校校庭で行われました。

前日までにやぐら(主に竹材)が組まれ、正月飾りやダルマ等の縁起物が持ち込まれて準備され、9:30から点火された。

点火から僅かに10数分で構造物の殆んどが焼けてしまったが、学校の校庭を使用して子供会等が主役で沢山の人が集まることから、火災や事故を起こさない、又、この火で「繭玉」を焼く等の習慣の為、大量放水ではなく一気に消さない様に、間欠的な放水が行われていた。

骨材が竹で周りはカヤで作られている為、一旦燃え出すとパンパンはじけて(爆竹の様に)鳴り響き、また燃えカスは塊になって飛び散ったりで、大変な迫力だった。

寒気の中で火が付き急に暖かくなった為なのか、急に強い風が吹き始め炎や煙が予期しないとこまで飛び散るため、火に近寄り過ぎないようにと何度かアナウンスがあった。

賽の神の組み立てを担当した大工さんからは、燃えながらやぐらが倒れると事故になり易いため、地面へ鉄棒を打ち込み、そこに竹材を挿し込んで補強しているという話を聞いた。

稲城市は消防業務を独自に行っているが、消防本部署員の方たちも参加して、火災や事故防止の活動をしていたのが印象的だった。

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