三沢川
真冬のカワセミ
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稲城市を流れる「三沢川」は、厳冬期であっても旺盛に獲物(水中の小魚等)をダイビングして捕食する、ダイナミックで元気な「カワセミ」(※1)の姿を見ることのできる場所です。
体長はわずか70~80mmの、スズメ位の大きさの野鳥であるが、「生きたヒスイ」とも形容され呼ばれている希少な野鳥であり、このカワセミのコバルトブルー色に魅せられ数年あまり経っている。
しかし、この気まぐれ野鳥?いつでも必ずお目にかかれるものではなく、空っぷりの連続。ウォーキング時カメラがない時程よく出会うのに、今度カメラを持参した時は皮肉にも姿が全く見えず、それだけに神秘的な存在になっています。
三沢川の源流は、神奈川県の黒川付近の田園地帯(国士舘大学キャンパス近く)で、湧き水が水源であると言われているが、神奈川県→稲城市→川崎市と流れながら、多摩川へ注いでいる。水質はかなり良好と思われ、多摩川から小魚の遡上が沢山あり、エサには不自由しないと見えて、都市化されて久しい騒音の喧しいはずの都市部に住み着き、その存在はかなり以前から知られている。
また、カワセミの住みかは、見たことはないが「穴澤天神社」近くの、都県境付近にある「崖の中」だと言う噂がある。個体数は未知であるが、目撃率から余り多く無いと思われ希少価値を感じる。
今回はカメラ持参で出かけ、偶然にカワセミと遭遇したものですが、数枚の写真を収める事が出来きましたので、一部を公開します。しかし、過去にはここで「ツガイ」を見かけたが、未だ写真は一枚もありません。又、目の前でホバリング(空中で羽ばたき)してダイビングし、小魚を仕留め、止まり木へ戻って来て食べると言う行動は、幾度となく見ていますが、余りにも動きが機敏であり、そう簡単に撮らせてくれないところに魅力を感じている。
撮影への挑戦は、今後も続けて行きたい。