JR南武線高架化20131223

JR南武線
踏切を通過する川崎行き電車
川崎行き電車

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2013年12月23日



JR南多摩駅 【ポジション情報】


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JR南武線(※1)は稲城市内に3カ所の駅があり、今迄長年に渡り駅舎や区間の線路を高架にする工事をしていたが、高架化が先行していた矢野口駅(一期工事区間)に次いで、今回稲城長沼や南多摩の駅舎と周辺の二期工事が完了し、川崎行電車(上り線)のレールは、昨夜からの工事で高架への切り替えを終了した。


東京都が事業主体(道路整備の一環で行われた都市計画事業)(※2)でJR東日本、稲城市と連携しての、慌ただしい年の瀬の作業だったが、利用者の少ない3連休中に行われ無事に終った。

今後はJR南武線の稲城市内を走る区間からは、平面交差時の遺物になった「踏切」や、警報機等付帯設備全てが撤去されるため、写真の様な光景は二度と見れなくなりました。

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稲城市内のJR3駅間が高架化された結果、廃止された踏切数は合計15カ所(一期工事で8カ所、二期工事で7カ所)におよび、稲城市から「踏切」が無くなった。


高架化による効果は、交通渋滞の緩和や分断されていた市街の活性化等が期待されます。

交通渋滞緩和の方は、多摩川を超える都心へのアクセスには、鶴川街道(※3)や府中街道(※4)及び稲城大橋からの稲城インター(※5)への接続等、これらの「都道」は周辺の市に於いても、拡張整備が進行中であり、主要3都道によりますます利便性が向上します。

一方、市街地の活性化については、JRの高架化が起爆剤になり、現在各駅周辺では区画整理事業等が進行中であり、これらの経済効果は計り知れないものがあります。

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