カラーの種類
鑑賞用包装
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軒下へ鉢植えして置いてあった「カラー」が、害虫に食べられ一晩で全滅してしまった。太い茎だけ数本を残し、無残に柔らかい葉っぱは全部食べられていた。
周りには別品種のカラー(やや小型)やアロエ、他数種類の鉢植え植物が置いてあったが、この鉢だけの被害だった為、蝶か蛾かが飛んできて寄生したと思われる。
葉が食べられた茎には大きな「糞」が沢山付いていた、茎のてっぺんには犯人の大きな「虫」がしがみついていた。初めてみるグロテスクな姿だった。下に写真有。
得体の知れないこの虫は、怖くて素手で触るわけにはいかず、金属のトングでつかみ取り、地面へ移し観察することにした。
■観察する
長さ60〜70mm、太さφ10、顔は魚のようであり、表面はウロコのようなものがある。尻尾には長さ10mm位の硬そうな角状のものがある。
これで刺されたら大変である。毛虫の様な毛は無く、不気味な姿をしている。
とにかく駆除するため、常備の殺虫剤(住友化学製:ベニカグリーンVスプレー)を、数回噴射して見たが、何も苦しむ様子もなくピンピンしている。
植物に着く通常の害虫なら1回でコロリと死ぬはず。
■手動による写真の見方:
葉を食べられたカラー | 犯人の害虫 セスジスズメ(ガ)の幼虫 |
殺虫剤 | 他のカラーは無事 | 別の地植えのカラー白花 |
セスジスズメ(ガ)の成虫(この写真はWebから借用)
■図鑑で調べると
この害虫を「幼虫図鑑」で調べてみたら、
葉を食べられた「カラー」はサトイモ科だった。また、「やぶからし」は以前垣根に生えていた事があった。どれも心当たりがある為、今後やぶからしは、生えないように積極的に駆除する事にする。
全く薬が効く様子は無い? このままでは済まない、グニャッとつぶすのも気が進まない。やむを得ずトングでつかみビニール袋へ入れ密閉し、市収集の生ごみと一緒に出して処理する事にした。
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