改訂版:2015年07月10日
RWD化による更新
2013年4月11日
■経過観察中PSA値が異常上昇した
前立腺がん全摘出手術後、二ヶ月に一度行ってきた定期検診の結果、最近PSA値の異常上昇と、経過観察上の限界値(個人差がありそう?術後1.0<)を超えてしまった。
術後PSA値は、測定限界の0.003>から徐々に上がり始め、5年経過した今「1.11」になったことは、無かったものが増殖したと考えられ、医師の所見では前立腺がんの「再発」が疑われるだった。
いつかこの日が来るのかも知れないと予測していたものの、検査日の突然の宣告は一寸衝撃的だった。
場所を特定するために、慌ただしく同じ週のうちに「MRI検査」をした結果、十数枚の画像診断からは、がんの場所を特定できなかった。
がんが小さ過ぎて見えないのか、他の臓器へ転移したのかは分からない状態であるが、医師の見解は、従来行ってきた経過観察治療から、今後は「積極的な治療」へ切り替えるべきである。
そして、考えられる治療方法には2つある。
- 放射線療法
- 薬剤による治療
この両治療方法は共に大きな「デメリット」がある。しかし、医師は私の「術後の再発」「期待余命」「治療期間が短い」等から、「放射線療法」の選択を推奨した。
■積極的治療を開始
稲城市立病院では、昨年オープンした健康プラザの地下に「放射線科」が設けられ、今後はここで治療をすることができる。但し、最終的には従来の「泌尿器科医師」が総合判断する。
放射線科では、医師・看護師・技師3人が治療チームになって、各種がんの放射線治療を専門におこなう部署です。
ここの医師からも、放射線治療のデメリットについて色々説明された。今できることは何?、と言うことから、ここでの治療に「同意」し、全てゆだねる事にした。
今後、通院して「33回」の放射線治療を受ける、等の「治療プラン」が作成され、放射線治療の進め方の説明を受けた。
初日に行ったことは、照射模擬装置とCTで、体へ照射する位置決めのマーカー(黒のマジックで+マーク)を3カ所書かれて、これは治療が完了するまでは、入浴等で「消さないように」と言われた。
また、翌日第一回目の照射を受けたが、更に患部付近や尻・両腿へ位置決め用マーカーが沢山追加され、この状態で消さないようにして、プラン通り5月一杯の予定で、治療が開始した。
治療中の副作用や治療後の後遺症の恐れは十分考えられるが、先ず「効果」を期待しつつ「成る様になる」・・・のを待ちます。